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幼い頃の夢

幼い頃、近所によく色々な屋台が来ました。
それをおやつがわりにお小遣いで買って食べたりよく友達としていたのを思い出します。
例えば、冬は田楽や焼き芋!夏はわらびもちを食べたりしていました。
その中でも私の大好物だったのは夏に来るわらびもち!!で、わらびもちのおばあちゃんが屋台で鈴を鳴らしながらやってくるとトイレに入っていても大急ぎで玄関から飛び出して行ったのを覚えています。
岡山はあまり屋台がこなかったと聞くので、ピンとこないかもしれませんが・・・。
そのおばあちゃんがひく屋台のつくりはといいますと、むかって左に氷といっしょにわらびもちが大量に入っていて、木蓋をはずしてそこからおばあちゃんが半透明の冷え冷えになったわらびもちすくいとるのですが、その後、屋台の前に置かれたそれも木でできているガラス蓋の箱(白=白いきなこ?と青海苔・黄色=普通のきなこ)の中にいれ、それを大きな目のアミ?のようなものでわらびもちをその中で転がした後50円なら薄い木でできている船形に入れてくれます、ちなみに20円なら新聞紙をとんがり帽子のようにして入れてくれました。
私はそのおばあちゃんのその作業が大好きで大好きで一日中でもついてまわりたいくらいでした。
そのアミですくって黄な粉の箱の中であのキラキラしたわらびもちを転がしたくて転がしたくて・・・
その当時、子供たちの間ではそのおばあちゃんは大金持ちなんだ!とか自宅の床下にはお金がどっさり入っているそうだ!と言う噂が流れましたが、子供たちは何の疑いもなく信じていました。
私はといいますと、こんな素敵な仕事をしているのだから当然だ!!と思っていたくらいですから003.gif実際はどうだったのかは今となっては謎ですが。・・・
大人になってその憧れのわらびもち作りに挑戦しましたが、子供もドン引きするほどの仕上がりでした008.gif
by comehanako | 2009-03-11 13:44 | 独り言

ミセスはな子の身近な日常の出来事などを書きたいと思います。


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